例えば押されたボタンによって送信先を変更したい場合や、一部の項目のみを外部に送信する場合など、jQueryを利用してフォーム送信する場合があると思います。
HTML5には、必須項目（required）やパターン（pattern）など、ブラウザが対応しているバリデーション項目が存在しています。
これをjQueryで送信する場合でも活用する方法をメモしておきます。
仕様的に楽をしたい場合（おい）や、スクリプト作成前などに上記のバリデーション項目を設定することがあるかと思います。
せっかく設定したものが無効になるというのは面倒なものです。
活用できるものは活用し、作業工数を減らしていきましょう。
追加すべき処理について
reportValidity();checkValidity();上記いずれかを追加することで、任意のタイミングでバリデーションが可能になります。
どちらも True or False を返しますが、reportValidity メソッドはユーザーにエラーが表示されます。
このときに表示されるエラーメッセージはブラウザ依存です。
UI的には reportValidity を利用するほうが便利そうですね。
対象の指定方法について
form 要素指定でも、form 内の input 要素指定でもどちらでも動作します。
form 要素を指定した場合は、すべてのバリデーションチェックが問題なかった場合に True が返ります。
form 要素を指定したほうが楽ではありますが、状況によって form 要素を指定できない場合もあるかもしれません。
知っておくと臨機応変に対応できるかと思います。