極めて個人的なお話なのですが、PHPのデバッグって面倒ではないですか?
特にIDEを利用しないでもできるレベルの修正では「どこが間違っていて動かないのか」を特定するのが非常に面倒です。
※IDE使えと言われたらそれまでなのですが…
そんな時に、Javascriptなどで利用している開発者ツールのコンソールへ何かしら出力ができれば、問題解決の助けになることがあります。
今回はPHPからChromeのコンソールへ出力できるChromePHPのご紹介です。
ChromePHPですが、どうやらかなり古いツールのようです。
現在は動作していますが、PHPのバージョン等で利用できなくなる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
ChromePHPを利用する際には、以下の2つが必要となります。
・ChromePHP
https://github.com/ccampbell/chromephp
・Chrome Logger
https://craig.is/writing/chrome-logger
ChromePHPは、PHPファイルでインクルードして利用するのが基本です。
header関数を使って値を渡しているそうです。
Chrome Loggerは、Chromeの拡張機能です。
こちらはChromePHPから受け取った値をデコードし、実際にコンソールへ表示する作業を担っているそうです。
※自分で調べたわけではない
ChromePHPについては、インクルードのみで問題ありません。
任意のディレクトリにアップロードし、インクルードしてください。
include_once "ChromePhp.php";
出力については、以下の記法が利用できます。
ChromePhp::log($_SERVER);
Chrome Logger は、通常の拡張機能同様にインストールします。
Chrome ウェブストアからインストールしてください。
インストール後にアイコンをクリックすると有効になります。
有効にしていないとコンソールへログが表示されませんので、念のため。