【Thunderbird】ImportExportTools NG アップデート情報

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9月26日(米国時間)に Thunderbird が「78.3.1」にアップデートされました。

直前の「78.3.0」の、アップデートするとクラッシュする(!)というトラブルを解消するためのものだということです。

私の利用している Thunderbird も自動アップデートがあり、ふと気になって ImportExportTools NG(以下、NG)のヘルプを確認したところ、アップデートされていましたので、簡単にご紹介します。

リリースノート

リリースノートには、以下の内容が記載されています。

Version 10.0.0 : New Features – September 26, 2020

  • New locales: el
  • Index custom date format
  • new tokens for filenames : sender/recipient e-mail
  • Use %d in print settings header/footer for custom date

Bug Issues Fixed:

  • #118, #63 Fixed conversion for plaintext
  • #57 Use ForceDBClose to Close open files (fixes folders and messages)
  • #77 Use global settings for PDF
  • #130 scheduled backups
  • #134 Correctly handle read, forwarded, replied flags

最新アップデートは9月26日(米国時間)となっており、Thunderbirdのアップデートにあわせた形ですね。

個別の内容について

上記には記載がありませんが、ヘルプを表示した際には「78/68互換性のためのアップグレード」の記載があります。

NGがリリースされた経緯からも、78系にちゃんと対応してくれるというのは非常にありがたいですね。

残りの内容について、順番に見ていきましょう。

ロケールの追加

ロケールで「ギリシャ」対応が追加されています。
なぜギリシャ…

カスタム日付形式

設定のファイル名内で利用可能な「ファイル名のカスタマイズ」で指定できる日付に「日付(カスタム)」が追加されました。

曜日を指定してエクスポートしたところ、英語表記でした。元号を指定する変換シーケンスもヘルプに存在しないことから、ロケールは反映されないように見受けられます。

ファイル名の新しいトークン

NGの設定画面で指定できるファイル名の「拡張フォーマット」で送信者や受信者のメールアドレスを追加できるようになりました。

また、カスタム日付形式が追加されたことにより、こちらにもカスタム日付形式のトークンが追加されています。

カスタム日付の印刷設定

どうやら印刷設定にカスタム日付が利用できるようです。ヘルプやページ設定を確認しましたが私には利用方法がよくわかりませんでした。

日本語の曜日が使えないので、あえてこれを利用する必要もないような気はします。

まとめ

劇的な機能追加はありませんでしたが、Thunderbirdのメジャーアップデートに対応し、バグ修正もしてくれている。これだけで多くのThunderbirdユーザーが救われていると思います。

各項目の詳細については、設定画面の「?」またはヘルプを参照してください。

ということで、バージョンアップされたImportExportTools NGについてでした。

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